2011年02月18日
球磨焼酎を楽しむ会 IN 御縁
-コラム・呑んどっと-№18
球磨焼酎を楽しむ会 IN 御縁 開催レポート
昨日(2011年02月18日)、熊本市籠町通り『御縁』(おえん)というお料理屋さんで、球磨焼酎を楽しむ会が開催されました。お客様は7名。球磨焼酎の蔵元より、松の泉酒造・井上様、寿福酒造・寿福亮子様がいらしてくれました。

この会は、2月上旬~3月中旬の新幹線開業前までに、熊本市域の28箇所の飲食店を会場にして、球磨焼酎の飲み比べをするお酒の会です。
熊本県・商工観光労働部 観光経済交流局 くまもとブランド推進課と球磨焼酎組合青年部(部長:大和一酒造元・下田文仁社長)が音頭をとって、熊本の酒推進委員会加盟の酒店(まともな熊本県産酒を、まともに仕入れて、まともに販売するという、商売の王道を歩む町の酒屋さんの集い)が協力して開催をしています。
これは建前の事業目的。本音は、熊本の方々にもっともっと、球磨焼酎を五感で楽しんで頂くことです。
目で見て、
耳で聞いて、
手で触れてみて、
鼻で香って、
口で味わって、
そして、造り手である蔵元と触れあって頂くイベントです。
お酒を飲むという場は、家での晩酌、外での懇親会など、さまざまな場所で、さまざまな仲間と繰り広げられていると思います。
ですが、そこで、球磨焼酎を意識して呑んだことがあるか…ということなのです。意外と、みんなが飲んでいるものと同じお酒を飲んでいるということになっていませんか?。
とりあえず、ビールに始まり、続いて、黒○島という芋焼酎を飲むというのが、熊本人の今の飲酒スタイルです。
造りの違う球磨焼酎が28社あります。これらを飲み比べをして、自分にあった銘柄を、自分にあったスタイルで呑む。お金をかけるのではなくて、自分らしさの飲酒スタイルを見つけてもらうことができたら、きっと、今より酒を飲むということが楽しく・美味しくなると思います。そんな出会いの場を創造してみました。
乾杯して、2時間はあっという間に過ぎました。人気だったのは、松の泉酒造「水鏡無私」の水割り、「松の泉・黒麹」のお湯割り、そして、寿福酒造場「武者返し」の直火燗酒をロックで飲む。55℃まで25°の武者返しを直燗して、氷で割るもの。アルコールの持つ尖ったトゲトゲ成分がなくなり、円やかになり、常圧焼酎の持つ米の旨味をダイレクトに味わうことができるという、新しい飲み方スタイルも提案しました。
次回:03月03日:和や(熊本市城東町)様にて開催します。会費3000円。来訪蔵元・宮原酒造場・球磨焼酎
次々回03月09日:やまもと(菊陽町光の森駅前)様にて開催します。会費4000円。来訪蔵元・宮元酒造場・白岳酒造
※参加者募集中です。
問合先:たわらや酒店 ℡096-232-3138 メールinfo@tawaraya-sake.co.jp まで
球磨焼酎を楽しむ会 IN 御縁 開催レポート
昨日(2011年02月18日)、熊本市籠町通り『御縁』(おえん)というお料理屋さんで、球磨焼酎を楽しむ会が開催されました。お客様は7名。球磨焼酎の蔵元より、松の泉酒造・井上様、寿福酒造・寿福亮子様がいらしてくれました。

この会は、2月上旬~3月中旬の新幹線開業前までに、熊本市域の28箇所の飲食店を会場にして、球磨焼酎の飲み比べをするお酒の会です。
熊本県・商工観光労働部 観光経済交流局 くまもとブランド推進課と球磨焼酎組合青年部(部長:大和一酒造元・下田文仁社長)が音頭をとって、熊本の酒推進委員会加盟の酒店(まともな熊本県産酒を、まともに仕入れて、まともに販売するという、商売の王道を歩む町の酒屋さんの集い)が協力して開催をしています。
これは建前の事業目的。本音は、熊本の方々にもっともっと、球磨焼酎を五感で楽しんで頂くことです。
目で見て、
耳で聞いて、
手で触れてみて、
鼻で香って、
口で味わって、
そして、造り手である蔵元と触れあって頂くイベントです。
お酒を飲むという場は、家での晩酌、外での懇親会など、さまざまな場所で、さまざまな仲間と繰り広げられていると思います。
ですが、そこで、球磨焼酎を意識して呑んだことがあるか…ということなのです。意外と、みんなが飲んでいるものと同じお酒を飲んでいるということになっていませんか?。
とりあえず、ビールに始まり、続いて、黒○島という芋焼酎を飲むというのが、熊本人の今の飲酒スタイルです。
造りの違う球磨焼酎が28社あります。これらを飲み比べをして、自分にあった銘柄を、自分にあったスタイルで呑む。お金をかけるのではなくて、自分らしさの飲酒スタイルを見つけてもらうことができたら、きっと、今より酒を飲むということが楽しく・美味しくなると思います。そんな出会いの場を創造してみました。
乾杯して、2時間はあっという間に過ぎました。人気だったのは、松の泉酒造「水鏡無私」の水割り、「松の泉・黒麹」のお湯割り、そして、寿福酒造場「武者返し」の直火燗酒をロックで飲む。55℃まで25°の武者返しを直燗して、氷で割るもの。アルコールの持つ尖ったトゲトゲ成分がなくなり、円やかになり、常圧焼酎の持つ米の旨味をダイレクトに味わうことができるという、新しい飲み方スタイルも提案しました。

次回:03月03日:和や(熊本市城東町)様にて開催します。会費3000円。来訪蔵元・宮原酒造場・球磨焼酎
次々回03月09日:やまもと(菊陽町光の森駅前)様にて開催します。会費4000円。来訪蔵元・宮元酒造場・白岳酒造
※参加者募集中です。
問合先:たわらや酒店 ℡096-232-3138 メールinfo@tawaraya-sake.co.jp まで
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18:00
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2011年02月18日
仰清正公 №8 上杉謙信死す
-仰清正公- №8 上杉謙信死す
清正公生誕450年没後400年・九州新幹線全線開業記念企画
■第8話「上杉謙信死す」
加藤虎之助清正は16歳の小物見役、二百石取りで家来はいない。城郭の中に屋敷もある。母と小物と手伝い女で暮らしている。
そこで清正は考えた。軍楽は杉野弥次右衛門、武術は塚原卜伝の縁者塚原斉次郎に学んでいる。
まだ戦いには出たことはない。叔父の喜左衛門も木村大膳も、実践には連れて行かず、城の守護役をさせている。
一応、武家として一家を成したのだから、家来を持ってこれを従えれば戦場にでられるかも知れないとおもった。そしてふるさとの尾張中村での遊び仲間、森本利吉、飯田才八の二人を思い出した。同年だが、遊びでは幼名夜叉丸の虎之助清正が大将格で二人は家来をやっていた。いずれ侍になったら、夜叉丸は利吉と才八を召抱えると約束していた。
現に、虎之助は侍になった。そこで母・いと に相談して利吉と才八を呼ぼうとした。飛脚を出して先方の都合を聞く。来たいといえば支度金も送らねばなるまい。長浜から尾張中村まで、飛脚でも往復六日はかかるだろうと心積もりしていたら、五日目の午後、控えの間にいた虎之助に面会の知らせが来た。
大手門に出てみると、利吉と才八が前髪こそ落としているが、土筆頭に膝っきりの着物で立っている。
門番に「この二人はわしの家来だ」と紹介して、郭内の館に連れ、飯を食わせ、衣服を整えてやる。
こうして初の家来ができ、これから長い付き合いが始まるのです。利吉も才八も十分承知の上でありました。
世は上杉が北国、関東で勢力を伸ばし、秀吉は中国平定に出かけている。戦乱はあちこちに起きていた。播磨の国が危ないと、秀吉は二度目の中国平定に向かうのに、虎之助は、喜左衛門、木村大膳に「合戦の恩供をお願いつかまつります」と懇願し、「かなわねば抜け駆けしても」と迫った。
こうして木村大膳の配下として出陣することになるのです。
行き先は播磨の国、相手は尼子勢い。武勇名高い山中鹿之介でありました。これが清正公の初陣となるのです。(JS)
清正公生誕450年没後400年・九州新幹線全線開業記念企画
■第8話「上杉謙信死す」
加藤虎之助清正は16歳の小物見役、二百石取りで家来はいない。城郭の中に屋敷もある。母と小物と手伝い女で暮らしている。
そこで清正は考えた。軍楽は杉野弥次右衛門、武術は塚原卜伝の縁者塚原斉次郎に学んでいる。
まだ戦いには出たことはない。叔父の喜左衛門も木村大膳も、実践には連れて行かず、城の守護役をさせている。
一応、武家として一家を成したのだから、家来を持ってこれを従えれば戦場にでられるかも知れないとおもった。そしてふるさとの尾張中村での遊び仲間、森本利吉、飯田才八の二人を思い出した。同年だが、遊びでは幼名夜叉丸の虎之助清正が大将格で二人は家来をやっていた。いずれ侍になったら、夜叉丸は利吉と才八を召抱えると約束していた。
現に、虎之助は侍になった。そこで母・いと に相談して利吉と才八を呼ぼうとした。飛脚を出して先方の都合を聞く。来たいといえば支度金も送らねばなるまい。長浜から尾張中村まで、飛脚でも往復六日はかかるだろうと心積もりしていたら、五日目の午後、控えの間にいた虎之助に面会の知らせが来た。
大手門に出てみると、利吉と才八が前髪こそ落としているが、土筆頭に膝っきりの着物で立っている。
門番に「この二人はわしの家来だ」と紹介して、郭内の館に連れ、飯を食わせ、衣服を整えてやる。
こうして初の家来ができ、これから長い付き合いが始まるのです。利吉も才八も十分承知の上でありました。
世は上杉が北国、関東で勢力を伸ばし、秀吉は中国平定に出かけている。戦乱はあちこちに起きていた。播磨の国が危ないと、秀吉は二度目の中国平定に向かうのに、虎之助は、喜左衛門、木村大膳に「合戦の恩供をお願いつかまつります」と懇願し、「かなわねば抜け駆けしても」と迫った。
こうして木村大膳の配下として出陣することになるのです。
行き先は播磨の国、相手は尼子勢い。武勇名高い山中鹿之介でありました。これが清正公の初陣となるのです。(JS)
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15:00
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2011年02月18日
東一 64%精白 純米生酒
-日本酒を楽しもう 先ずは一献-№219
東一 64%精米 純米生酒 【入荷しました!!】
五町田酒造㈱:佐賀県嬉野市塩田町大字五町田甲2081
注)昨日ご紹介の東一純米にごり酒と姉妹品です。
1800ml:2520円(税込)
0720ml:1260円(税込)
◆ 東一のあゆみ
大正11年創業。初代瀬頭平次が瀬頭酒造・「東長」から分家して酒造りを始めたことが起こりです。清流塩田川は古くから肥沃な田畑を潤し、この地に豊かな実りをもたらしてきました。その地元産の酒造好適米と、塩田川の伏流水をもちいて仕込んでいます。
蔵人みずから育てた酒米での酒造りを実践するお蔵。
「うちは杜氏も蔵人も地元の人間。どんな米がうまい酒になるか蔵人がいちばんよく知っています。それに、自分が苦労して育てた米で仕込むから、酒造りへの意気込みもぜんぜん違いますね。」と瀬頭一平社長。
酒造りの造詣の深さで全国の若い蔵元からしたわれる勝木慶一郎製造部長と北重則杜氏の醸す味は、全国のこだわりの日本酒ファンより熱烈な支持を受けています。
◆ 米から育てる酒造り。高品質な「山田錦」へのこだわり
「人、米、造りが一体となって良酒を醸す」五町田酒造の理想であり信念だ。昭和63年(1988年)、五町田酒造は当時佐賀県では手に入らなかった憧れの酒米「山田錦」の栽培を蔵自ら挑戦。台風が多く、高温多湿の佐賀平野は、決して山田錦の栽培に適した地ではありません。山田錦は普通の米よりも背丈が高く、倒伏しやすいのです。
しかし、蔵人を中心にした栽培者グループは、育苗法の不空や、水まわりの研究、施肥の研究管理など、試行錯誤を重ねてきた。
地元の塩田の米で「良い酒を造りたい」という情熱は悪条件さえも克服し、吟醸を仕込むほどの収穫量、品質の安定をなし得たのです。
すでに山田錦は入手困難な酒米ではなく、山田錦であればよいという時代ではありませんでした。蔵人自らが育てた米で、特性を熟知してこその技術を以って酒を醸している。地産で全国的に品質志向の酒づくりを問いかけた、「東一」は九州を代表する九州の味覚の銘酒です。
◆ 東一 山田錦64% 純米生酒
春先に限定的に発売される純米生酒です。熱狂的な東一ファンには堪らない酒です。今年の酒は例年よりも、滑らか&穏やかな酒質に仕上げっています。
◆◇◆◇ 味わいは… ◇◆◇◆
【テースター宇野功一】
色…
味…さわやかに感じる フレッシュさとキレの良い後味に仕上がっています。料理との相性も良く食中酒としておすすめの1本。
是非飲んでもらいたい一本です。
原料米: 佐賀産山田錦
精米歩合:64%
日本酒度: +1.0
酸 度: 1.7
アミノ酸度:?
アルコール度数: 17.0%
酵 母:自家酵母(熊本酵母系)
東一 64%精米 純米生酒 【入荷しました!!】
五町田酒造㈱:佐賀県嬉野市塩田町大字五町田甲2081
注)昨日ご紹介の東一純米にごり酒と姉妹品です。
1800ml:2520円(税込)
0720ml:1260円(税込)
◆ 東一のあゆみ
大正11年創業。初代瀬頭平次が瀬頭酒造・「東長」から分家して酒造りを始めたことが起こりです。清流塩田川は古くから肥沃な田畑を潤し、この地に豊かな実りをもたらしてきました。その地元産の酒造好適米と、塩田川の伏流水をもちいて仕込んでいます。
蔵人みずから育てた酒米での酒造りを実践するお蔵。
「うちは杜氏も蔵人も地元の人間。どんな米がうまい酒になるか蔵人がいちばんよく知っています。それに、自分が苦労して育てた米で仕込むから、酒造りへの意気込みもぜんぜん違いますね。」と瀬頭一平社長。
酒造りの造詣の深さで全国の若い蔵元からしたわれる勝木慶一郎製造部長と北重則杜氏の醸す味は、全国のこだわりの日本酒ファンより熱烈な支持を受けています。
◆ 米から育てる酒造り。高品質な「山田錦」へのこだわり
「人、米、造りが一体となって良酒を醸す」五町田酒造の理想であり信念だ。昭和63年(1988年)、五町田酒造は当時佐賀県では手に入らなかった憧れの酒米「山田錦」の栽培を蔵自ら挑戦。台風が多く、高温多湿の佐賀平野は、決して山田錦の栽培に適した地ではありません。山田錦は普通の米よりも背丈が高く、倒伏しやすいのです。
しかし、蔵人を中心にした栽培者グループは、育苗法の不空や、水まわりの研究、施肥の研究管理など、試行錯誤を重ねてきた。
地元の塩田の米で「良い酒を造りたい」という情熱は悪条件さえも克服し、吟醸を仕込むほどの収穫量、品質の安定をなし得たのです。
すでに山田錦は入手困難な酒米ではなく、山田錦であればよいという時代ではありませんでした。蔵人自らが育てた米で、特性を熟知してこその技術を以って酒を醸している。地産で全国的に品質志向の酒づくりを問いかけた、「東一」は九州を代表する九州の味覚の銘酒です。
◆ 東一 山田錦64% 純米生酒
春先に限定的に発売される純米生酒です。熱狂的な東一ファンには堪らない酒です。今年の酒は例年よりも、滑らか&穏やかな酒質に仕上げっています。
◆◇◆◇ 味わいは… ◇◆◇◆
【テースター宇野功一】
色…
味…さわやかに感じる フレッシュさとキレの良い後味に仕上がっています。料理との相性も良く食中酒としておすすめの1本。
是非飲んでもらいたい一本です。
原料米: 佐賀産山田錦
精米歩合:64%
日本酒度: +1.0
酸 度: 1.7
アミノ酸度:?
アルコール度数: 17.0%
酵 母:自家酵母(熊本酵母系)
Posted by たわらや at
13:49
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