2012年03月11日
親子で奥の細道№01さくらで大阪までひとっ飛び地球は丸いぞ~
03月11日号:親子で奥の細道 №01
~新幹線さくらで大阪までひとっ飛び、地球は丸いぞ~
■親子で奥の細道
3月はダイヤ改正の月です。平成24年3月17日のダイヤ改正でも、往年の名物列車が姿を消すことになりました。一つは、日本海沿いを大阪から青森まで縦断する寝台特急「日本海」。もう一つは、同じく、日本海沿いを走る新潟から大阪へ向かう夜行急行「きたぐに」です。
JRの指定席券は、乗車日の一ヶ月前の午前10時から、全国のみどりの窓口で一斉に発売となります。実をいうと、3月9日に乗車する寝台特急「日本海」大阪から青森までの寝台特急券、3月10日に乗車する夜行急行「きたぐに」新潟から大阪までの寝台急行券を、それぞれ2月9日、10日の午前10時に最寄のみどりの窓口へ買いに行きました。妻には内緒で・・・。
10時ぴったりに、端末の実行キーを叩いてもらいました。運よくどちらの指定席券をゲットできました。このような、姿を消す優等列車の指定席券はおよそ10秒で完売するといいます。ちょっとでも端末の実行キーを叩くのが遅れればアウト。実際、一週間前の日本海のチケットは予約できませんでした。
妻に内緒で買ったチケットですが、カクカクシカジカで・・・というと、呆れた顔をして
「はいはい、どうせ行くんでしょ」
と言った具合で、半ばあきらけた様子で旅行を実行することができました。今回は、私と同じく、鉄道旅行(略して鉄旅)好きの11歳になる長男・旭も同伴。
2泊3日で、本州最果ての地、青森まで向かう鉄旅がスタートしました。出発は、3月9日(金)。題して、親子で奥の細道ツアーと命名しました。
3月9日(金)熊本13:20発:九州新幹線、山陽新幹線直通運転の「さくら566号」で一路大阪まで。昨年3月の九州新幹線開業により、乗り換え無しで鹿児島から大阪まで、結ばれることになりました。私も長男も、開業1年後に、ようやく九州新幹線熊本~博多間の新開業区間に乗ることができました。「あっ」という間に博多に着きますし、「あっ」という間に新大阪に着きます。新幹線は、やっぱり速い。体感、実感できました。
さて、そんな新幹線さくら号の中で、長男と計算したことがあります。緯度1度のおおよその距離です。
せっかく熊本から青森まで行くのであるから、それがどれぐらいの距離なのか実感してもらうためです。
「地球の半径はおおよそ6380kmです。では、地球の円周の距離は?」
という問いに、
「えっと、えっと、円周=半径×2×円周率・3.14」
「正解」
「計算してごらん。」
雑記帖に計算を試みる
「40,086キロメートルだよ~」
「では、緯度1度の距離はどうする?」
「360で割る」
「計算してごらん」
「111.351・・・・キロメートルだよ」
概算ですが、緯度1度の距離は約111kmなのです。
因みに、計算機を利用して、緯度1分の距離は、
111㎞÷60分=1855mです。
緯度1秒の距離は、
1855m÷60秒=30.9mです。
新幹線1両の長さが25mですので、新幹線1両の長さが、緯度1秒より少し短い長さということが分かります。
こんな計算をしながら、天下の台所「大阪」へやって参りました。(続く)

九州新幹線・山陽新幹線直通運転・「さくら」566号のグリーン車に座る長男。
本当は、普通車に乗りましたが、写真撮影の時だけ、グリーン車で撮りました。

大阪駅6番線にて。
207系電車と旭。JR西日本京阪区間は女性の車掌が実に多い。印象的でした。
~新幹線さくらで大阪までひとっ飛び、地球は丸いぞ~
■親子で奥の細道
3月はダイヤ改正の月です。平成24年3月17日のダイヤ改正でも、往年の名物列車が姿を消すことになりました。一つは、日本海沿いを大阪から青森まで縦断する寝台特急「日本海」。もう一つは、同じく、日本海沿いを走る新潟から大阪へ向かう夜行急行「きたぐに」です。
JRの指定席券は、乗車日の一ヶ月前の午前10時から、全国のみどりの窓口で一斉に発売となります。実をいうと、3月9日に乗車する寝台特急「日本海」大阪から青森までの寝台特急券、3月10日に乗車する夜行急行「きたぐに」新潟から大阪までの寝台急行券を、それぞれ2月9日、10日の午前10時に最寄のみどりの窓口へ買いに行きました。妻には内緒で・・・。
10時ぴったりに、端末の実行キーを叩いてもらいました。運よくどちらの指定席券をゲットできました。このような、姿を消す優等列車の指定席券はおよそ10秒で完売するといいます。ちょっとでも端末の実行キーを叩くのが遅れればアウト。実際、一週間前の日本海のチケットは予約できませんでした。
妻に内緒で買ったチケットですが、カクカクシカジカで・・・というと、呆れた顔をして
「はいはい、どうせ行くんでしょ」
と言った具合で、半ばあきらけた様子で旅行を実行することができました。今回は、私と同じく、鉄道旅行(略して鉄旅)好きの11歳になる長男・旭も同伴。
2泊3日で、本州最果ての地、青森まで向かう鉄旅がスタートしました。出発は、3月9日(金)。題して、親子で奥の細道ツアーと命名しました。
3月9日(金)熊本13:20発:九州新幹線、山陽新幹線直通運転の「さくら566号」で一路大阪まで。昨年3月の九州新幹線開業により、乗り換え無しで鹿児島から大阪まで、結ばれることになりました。私も長男も、開業1年後に、ようやく九州新幹線熊本~博多間の新開業区間に乗ることができました。「あっ」という間に博多に着きますし、「あっ」という間に新大阪に着きます。新幹線は、やっぱり速い。体感、実感できました。
さて、そんな新幹線さくら号の中で、長男と計算したことがあります。緯度1度のおおよその距離です。
せっかく熊本から青森まで行くのであるから、それがどれぐらいの距離なのか実感してもらうためです。
「地球の半径はおおよそ6380kmです。では、地球の円周の距離は?」
という問いに、
「えっと、えっと、円周=半径×2×円周率・3.14」
「正解」
「計算してごらん。」
雑記帖に計算を試みる
「40,086キロメートルだよ~」
「では、緯度1度の距離はどうする?」
「360で割る」
「計算してごらん」
「111.351・・・・キロメートルだよ」
概算ですが、緯度1度の距離は約111kmなのです。
因みに、計算機を利用して、緯度1分の距離は、
111㎞÷60分=1855mです。
緯度1秒の距離は、
1855m÷60秒=30.9mです。
新幹線1両の長さが25mですので、新幹線1両の長さが、緯度1秒より少し短い長さということが分かります。
こんな計算をしながら、天下の台所「大阪」へやって参りました。(続く)
九州新幹線・山陽新幹線直通運転・「さくら」566号のグリーン車に座る長男。
本当は、普通車に乗りましたが、写真撮影の時だけ、グリーン車で撮りました。
大阪駅6番線にて。
207系電車と旭。JR西日本京阪区間は女性の車掌が実に多い。印象的でした。
Posted by たわらや at
12:00
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