2012年02月22日

日本ばさるく№4 屋久島をさるく №4

02月21日号:日本ばさるく~see look~ その4 
~屋久島をさるく④~


■ 三岳酒造を訪問

 2012年02月03日(金)午前9時。9年ぶりに三岳酒造を訪問致しました。菊陽町商工振興課、菊陽町商工会、にんじん焼酎部会、屋久島町商工会の方々総勢5名で訪問致しました。

 三岳酒造・佐々木睦雄社長は、お年を召したとはいえ、矍鑠(かくしゃく)とされていました。これから見せてもらうことになる、新工場の設計から一切をやったと、事務員の女性の方が語ってくれました。

「なにせ、自分でやらないと気が済まない性分のようで…」

と、社長がいないところで、彼女が語ったことがとても印象的でした。

 事務所の隣を大規模に造成して、新工場が建っていました。昨年より製造が開始され、今年は5月までフルに芋焼酎を仕込むといいます。


日本ばさるく№4 屋久島をさるく №4


↑麹を作る製麹機、説明する社長

 工場に入って先ず感じたことは、広くて、衛生的で、明るいというイメージの蔵でした。製麹機は一日におよそ2tの麹米をつくることができると社長は説明してくれました。出来上がった麹を、カメ壺に入れて一次仕込みを造るとのこと。製麹機のとなりにカメがずらりと並んでいました。

日本ばさるく№4 屋久島をさるく №4

日本ばさるく№4 屋久島をさるく №4

↑米麹で一次仕込みを仕込む。芋焼酎と言えど、一次仕込みは、カメ壺に米麹と仕込み水、それに焼酎酵母を入れます。芋が登場するのは二次仕込みから。一次仕込みはアルコール発酵よりは酵母の増殖が狙い





Posted by たわらや at 06:39│Comments(0)
 
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