2011年09月02日

日本酒を楽しもう先ずは一献№253天狗舞『五凛』山田錦純米酒

09月02日号:日本酒を楽しもう先ずは一献 №253
- 天狗舞 五凛 山田錦 純米酒(火入) -


日本酒を楽しもう先ずは一献№253天狗舞『五凛』山田錦純米酒

◆ 車多酒造「天狗舞」の酒蔵
 天狗舞は霊峰・白山に源を発し金沢西部を流れる手取川の扇状地・白山市(旧松任市)にあります。
 創業は文政六年(1823年)。初代蔵元・車多太右衛門は油屋を営み、諸国行脚の折に口にした各地の酒の旨さが忘れられず、自らの居する松任の地に酒蔵を構え、旨い酒をとの一心で酒造りをはじめたそうです。
 かの時、蔵はうっそうたる森に囲まれており、木々の葉のすれあう音がまるで天狗の舞う音に聞こえたそうです。その謂れから、「天狗舞」の酒銘は生まれたそうです。
 幾星霜を経た今日でも、初代の「旨し酒を」との願いを忘れずに連綿と酒を醸し育んでいます。


◆ 天狗舞の中の天狗舞・それが『五凛』です。
 2006年10月、天狗舞から新たなブランドが生まれました。車多一成専務の肝入の酒、一滴入魂の酒です。原料米はすべて契約栽培米を使用。この酒を醸すために、特別に栽培した原料米。まさに、定番商品よりワンランク上の酒質を追求しました。天狗舞の中の天狗舞、それが『五凛』です。
 ラベルには、「純米酒」としか書かれていませんが、実は、車多酒造伝承の山廃仕込みの酒です。

◆ さらに進化、さらに「グビグビ」飲める「五凛」に…
 今春、天狗舞の定番酒である『山廃仕込純米』がIWC2011(インターナショナル・ワインチャレンジ・サケ部門)において、金メダルを受賞しました。(6月2日版かわら版にてご紹介 詳細はこちらを…)
 同じように、『五凛』も年々進化し続けています。今秋、イチオシの純米酒です。

 五凛・純米酒を取り扱っているある寿司屋の大将曰く、
「この酒、どのネタとも喧嘩しないんだよなぁ。味は中庸、香りは控えめ、インパクトには欠けるかもしれないが、いつの間にか飲んでしまっている。杯が進んだよなぁ~。」と。

 五凛をプロディースした車多一成専務の「五凛」の酒のコンセプトは「グビグビ飲める酒」です。まさに、そのコンセプト、いつの間にか飲んでしまっている酒なのです。
 今年の秋、「五凛」を飲んでみては如何でしょう?。世界のソムリエたちが認めた天狗舞の山廃純米。その酒を進化させたのが「五凛」です。



原料米: 兵庫県特A 山田錦
精米歩合: 60%
日本酒度:+4.0
酸  度: 1.7
アミノ酸度: 1.7
度数: 15.9%
酵  母: 金沢酵母
価  格: 1800ml 2730円(税別)
       720ml 1365円(税別) 







Posted by たわらや at 06:46│Comments(0)
 
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