2011年08月30日

08月29日号: 今日は八朔(旧暦8月1日)

昨日から新学期が始まりました。
朝7時半、いつもの横断歩道に行きました。
真黒に焼けた小学生。
夏休みの宿題、自由研究、造り物など
夏休みに作成した大作を大事そうに持って登校していました。
1学期の時より、みんなひとまわりお兄さん、お姉さんになっているように思いました。

08月29日号: 今日は八朔(旧暦8月1日)
- 中野BC はっさく梅酒 -


◆ 今日は八朔
 旧暦の8月1日を八朔(はっさく)といいます。朔とは、月の昇らない日のことです。つまり、新月の日、お一日のことを指します。
 七朔、九朔という言葉はありません。八月の朔日は特別な日なのです。何が特別かと申しますと、旧暦8月1日ごろになりますと、早稲の穂が実り始めるころです。古来、農民は稲の実りをたいへん待ち遠しく思い、収穫の喜びをカタチにしました。初穂を恩になった方に贈るという風習がありました。これを『田の実りの節句』と言ったそうです。「田の実」を「頼み」に掛けまして、江戸時代は武家や公家の間でも、お世話になっている方に贈り物をするという風習となったそうです。
 私たちの糧となる米の収穫に感謝するというお祭りが各地で開催されていると思います。


◆ 熊本の八朔祭
 熊本県東部、九州山地の中に山都町(旧矢部町)があります。この町の中心街・浜町で、八朔祭が行われます。八朔祭の歴史は古く、江戸時代中期から今日まで続いています。収穫に感謝する収穫祭です。
 最近は、旧暦8月1日が日曜日になるとは限らないために、近い日曜日に開催されます。今年は9月4日
(日曜日)に開催されます。見どころとしては、「大造り物引き廻し」です。町内の方々が団体で、木や、杉の葉、すすきの穂など、自然にある材料を使って、大きな造り物を、数カ月がかりで造るのです。小学校の造り物もあります。

08月29日号: 今日は八朔(旧暦8月1日)
(↑昨年の矢部小学校の作品)

◆ 「はっさく」について
 1860年頃、現在の広島県因島のお寺・恵日山浄土寺で発見されたと言われています。夏ミカンよりの皮が薄く、肉厚で、甘みが強い柑橘です。当時の和尚・小江恵徳は「八朔には食べられるようになる」といい、人々は、八朔が来るのを楽しみに待ったと言われています。それから、この柑橘の名前が「はっさく」となりました。旧暦の8月1日ごろから食べごろを迎える柑橘です。

【中野BC はっさく梅酒】

08月29日号: 今日は八朔(旧暦8月1日)

香り: ★★★★☆
甘み: ★★★☆☆
味わい(余韻: ★★★★★
色: ★★☆☆☆
容 器: 白瓶フロスト
原料: 梅・砂糖・醸造アルコール・はっさく(和歌山産)・香料
度数: 12%
熟成:
価格: 1800ml (税込)2520円
     720ml (税込)1200円








Posted by たわらや at 06:25│Comments(0)
 
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