2011年04月02日

鉄旅と地酒 №7 今こそ、日本経済高速進行!!

-鉄旅と地酒-№7
今こそ、日本経済 高速進行!!

~赤字国債に頼らず~

 今日は酒ネタがないので、趣味の鉄道の話を引用します。

◆ 高速進行という信号機

 道路の信号機は皆さんご存知でしょう。「赤」「黄」「青」の三色で、「止まれ」「注意」「進行」を指示しているものですね。

 鉄道にも信号機があります。その昔は、腕木式の信号機ですが、今はほとんどが識灯信号機に変わっています。私が小学校低学年ごろまでは、最寄りの豊肥本線・三里木駅にも腕木式信号機がありました。急行列車が通過する駅でしたので、停車する列車の信号機と、通過する列車の信号機がありました。

鉄旅と地酒 №7 今こそ、日本経済高速進行!!
↑腕木式信号機

 JRになって21年、JR内ではすでに腕木式信号は全滅。中小私鉄で残る程度となりました。

 余談が長くなりました。JRの信号には次のようなものがあります。

「赤」…停止

「黄と黄」…警戒。JRでは25㎞/h以下。

「黄」…注意。45㎞/h以下。

「青と黄」…減速。45㎞/h以下。

「青」…進行。

 これも余談になりますが、新幹線には信号機がありません。300㎞/hで運行する高速鉄道では、信号機で確認はとても無理。中央指令室から、個々の列車に、今どの程度で進んでいいのか、運転席に指示が表示されるというシステムで動いています。ATC=オートマチック・トレイン・コントロール=自動列車制御装置といいます。
 さて、新潟・六日町~十日町~犀潟(直江津)の丘陵地帯を駆け抜ける北越急行ほくほく線。全長59.5㎞のローカルな鉄道。昭和43年に旧国鉄が建設を始めるものの、国鉄再建の中で工事がストップ。その後、新潟県と周辺自治体で鉄道会社を立ち上げた。現在では、越後湯沢から同線を経由して、金沢に抜ける特急「はくたか」が同線を160㎞/hで疾走しています。まさに、東京と北陸の大動脈の一翼を担っている鉄道なのです。

 この線では、「青と青」の信号があります。「高速進行」のサインです。在来線でありながら160㎞/hで疾走するのです。

鉄旅と地酒 №7 今こそ、日本経済高速進行!!

 3月11日に、東日本を襲った未曾有の大地震。地震の被害が日々伝えられています。復興するのに20兆とも30兆ともかかると言われまています。一年の公共予算を遥かに越える額です。国民一人当たりで割り算すると、20万~30万という莫大なお金です。

 難儀なことかもしれませんが、国債に頼らず、国難を克服するような補正予算を直ちに編成して欲しいものです。私も弊店での募金活動を向こう5年間はやり続けようと思います。今こそ、高速進行!!~。




Posted by たわらや at 18:25│Comments(0)
 
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