栄光冨士「神力」純米大吟醸 無濾過生原酒 発売中

たわらや

2011年04月25日 06:16

栄光冨士「神力」純米大吟醸生酒発売 
-加藤清正公生誕450年没後400年記念企画-


製造元:冨士酒造㈱
山形県鶴岡市大山



1800ml:3150円(税込)
0720ml:1680円(税込)

◆ 熊本と鶴岡のかけ橋に

 熊本の礎を築いた加藤清正公。様々な地域で割拠していた国衆を見事にまとめ、治水・用水・干拓をして肥後の国の石高を倍にしました。熊本では、加藤清正公は、「清正公さん」と二重敬称で呼ばれています。

 2011(平成23)年は、熊本の礎を築いた加藤清正公がお生まれになり450年、お亡くなりになられて400年という年です。そして、3月12日に九州新幹線が全線開業をしました。まさに、熊本にとって記念すべき年です。

 清正公の家督を継いだ息子・忠広公の時代1633年、54万石の領地を没収。1万石で出羽の国鶴岡・酒井藩へ左遷されることになります。諸説ありますが、豊臣恩子の大名でありました加藤家は、徳川将軍家にとりまして目の上のタンコブ。改易の機会をうかがっていたのでしょう。

 加藤清正公の末裔は、今から230年前の安永7年(1778年)に、鶴岡藩大山で造り酒屋を創業するのです。加藤家の末裔とされる加茂屋專之助が酒銘を「冨士」と定めました。酒名に「冨士」をつける所以は分かりませんが、「冨士」の文字は左右対称をなし、裏表のない酒造りに対する姿勢を貫く意が含まれるといいます。まさに清正公気質がうかがえます。
 夏場に熊本県菊池市七城町で、無肥料・無農薬栽培をした酒米「神力」を用いて、山形県鶴岡市の冨士酒造でもろみ一本、お酒を仕込んで頂きました。

 その酒が出来上がり、4月24日(日)、加藤神社において、加藤清正公生誕450年、没後400年の記念した春季大祭が執り行われた日、この栄光冨士「神力」純米大吟醸生酒を発売いたしました。

◆栄光冨士「神力」純米大吟醸はこんな味

 待望の酒が04月22日(金)の夕刻、栄光冨士「蛇の目神力」純米大吟醸 無濾過生原酒が、クール便で入荷しました。

 口に含むと、搾りたて無濾過生原酒らしく、少しだけチリチリとした弾けた感じがありながら、全般的に穏やかでソフトな酒質。新酒らしく、まだまだ硬さがありますが、美味しい酒です。感動しました。
 火入れを行った酒を、夏~秋まで熟成させると淡麗にしてグビグビ飲める酒質に変身すると思います。熊本産の神力が男性的な酒質ならば、山形・栄光冨士の神力はまさにお姫様です。
この酒が熊本と清正公配流の地・鶴岡のかけはしとなったら本望です。

原料米:「神力」 菊池市七城町 原誠一氏栽培。(無農薬農法)
精米歩合: 50%
日本酒度:+3.0
酸  度: 1.8
アミノ酸度:
度数: 16.5%
酵  母: 山形酵母

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